NPO 法人 ふれあい広場ながれやま、
「ひかり寄席」を開催
~ 隣り合う自治体住民の、平時・発災時の協力態勢強化と住民の交流深耕を目指す ~
2024年9月20日
特定非営利活動法人ふれあい広場ながれやま(千葉県流山市、理事長 渡邊重雄)は本日、「ひかり寄席(落語)」を来る令和6年9月29日(日)に、柏市立光ヶ丘小学校において開催することを発表しました。
この寄席は、ふれあい広場ながれやま主催、柏市今谷上町会及び流山市向小金東自治会が共催、柏市地域協働を考える会と柏市光ヶ丘小学校の協力、流山市の後援で実施するものです。
隣り合う流山市民と柏市民とが、平時でも災害発生時でもしっかりと協力しあえるように、さらに交流を深めることを目的としています。
ふれあい広場ながれやまは、令和4年8月に流山市東部地区の有志が集まり、「地域の多世代間交流の活性化」を目指して設立した NPO 法人です。
毎月1回地域の福祉会館で開催する子ども食堂「ふれあい食堂向小金」や、地域の自治会館で開催する映画上映会「ふれあい映画館」などを定着させてきました。
さらには、年2回春と秋に地域の公園で開催するフェスティバル「ふれあいフェスタ向小金」も実施しています。
これらの活動は、多くの小中高大学生と大人のボランティアにも支えられ、着実に多世代間交流の活性化に大きく貢献しています。
この広がりにより、NPO メンバーにもZ世代の高校生が参加するなど、次世代に向けた交流の活性化が形になり始めています。
1.「ひかり寄席」とは
流山市と柏市在住の社会人落語家がボランティア活動の一環で参加する寄席で、笑いを届けることで手軽に地域住民が交流できる環境づくりに貢献しようというものです。
笑いで場の雰囲気をやわらげた後には、グループに分かれて、日ごろの生活や寄席の感想などを伝えあう懇親会も開催、顔合わせを兼ねて交流してもらうという企画です。
「ひかり寄席」開催概要は添付ちらしをご参照ください。
2.今回の「ひかり寄席」開催の意義
流山市の東部地区と柏市の光ヶ丘地区は隣接しており、生活圏がかなりオーバーラップしていますが、行政区分で分かれていることから、地域交流が盛んではありません。
そのような中で、先には東日本大震災や熊本地震、最近では、能登半島地震や洪水といった自然災害が多発しており、避難所運営や復旧・復興事業においても、日ごろからの地域住民の連携や絆が強く求められています。
その連携や絆の基本となる、まずは「顔見知りになってもらうこと」を、気張らずに楽しい雰囲気の中で、平時において作り上げる目的で開催するのが、この「ひかり寄席」です。
対象となる流山市民と柏市民が接する場所として、柏市立光ヶ丘小学校の体育館を選定しました。
ここは在住市民の卒業生も多く、地域住民にも広く知られている場所であると同時に、発災時の避難場所・避難所としても指定されています。この「ひかり寄席」に参加していただくことで、避難所場所・避難所としても馴染んでもらえると考えています。
*実施態勢
実施にあたって両市の関係組織からご支援を頂いています。
- 主催:NPO 法人ふれあい広場ながれやま
- 共催:柏市今谷上町会、流山市向小金東自治会
- 協力:柏市地域協働を考える会、柏市光ヶ丘小学校
- 後援:流山市
*NPO 法人ふれあい広場ながれやま
https://fureai-hiroba.com/